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マーラーについて PART2

昨日のつづきを書きます。

1981年頃のウィーンフィルのコンサートマスターに
「本物でない」と言われてしまったマーラーの交響曲。

そして、マーラーの曲が受け入れられるのは戦後で
ありました。

評論家の吉田秀和もマーラーの曲を最初に聴いたとき
「なんと甘ったるい曲なのか」と思われたそうです。

拙者が最初に聴いた曲は第1交響曲です。
そのときのラジオの解説が
「出だしはベートーヴェンの第9のように弦が静かに奏で、
 これから何かが始まるかのような雰囲気です。
 そして1楽章の途中ではカッコウの鳴き声が奏されます...」
といったような分かり易い解説も手伝ってか、すぐに好きになりました。

どう聴いても本物の曲にしか聴こえないのであります。

2番から4番までは角笛交響曲と言われたりします。
それは「子供の不思議な角笛」というマーラーの歌曲が各交響曲に
挿入されてるからです。

この歌曲はドイツ民謡からできているそうで、聴いてて民謡らしい
メロディーです。
聴きやすく良い曲です。
ハイドンやベートーヴェンも巷の民謡などを引用したことがあるらしい
のですが、交響曲にはさすがに引用してないです。

そして、マーラーの曲はたぶん、こういう点からその当時のウィーンの
反マーラーの批評家たちに「創造力の欠如」とか「陳腐」とか
言われてしまったのでしょう。

残念なことです。
民謡くさいと言う人もまだいるかもしれませんが、拙者は日本人であり
ドイツ民謡に親しんでおりませんので、民謡くさいという表現は
決して「陳腐」というイメージには直結しないのであります。

これを如実に物語っているのが、マーラーは生まれはボヘミアですが
独奥系の作曲家でありながら、独奥系の指揮者はマーラーの曲を
ほとんどレコーディングしてません。
ホント面白いです。
マーラーはユダヤ人でありまして、戦後、ユダヤ人指揮者の活躍で
受け入れられるようになったのです。
ざっと挙げますと
ブルーノ・ワルター、オットー・クレンペラー、レナード・バーンスタイン、
ゲオルク・ショルティ、ロリン・マゼール、ダニエル・バレンボイム
エリアフ・インバルなど
特にバーンスタインの功績が大きいです。
ちなみに
拙者は2番を最初ワルターのものを聴いて、その後バーンスタインのを
聴いたのですが、ぶっとびました。

で現在、アメリカ人やイギリス人、イタリア人指揮者もマーラーの曲を
取上げます。
しかし、独奥系の指揮者はまず取上げません。
レコーディングを大量に行ったカラヤンでさえ、他の指揮者に
遅ればせながら5番、6番、9番のみレコーディングしてます。
カラヤンの5番は絶品らしいのでいずれ聴きたいとは思ってます。

にしても、独奥系の指揮者にすごい嫌われてる...というか敬遠されてる?
いい曲なのに...

明日へつづく

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マーラーについて PART1

ひっさびさの更新になります。

この1ヶ月ほどブログを書こうという気に全くならないほど
精神的に参ってました。

何が辛かったとかは書けませんが、最悪状態でした。

そして、ぽかぽか陽気になると同時に気持ちが上向いてきました。

この1ヶ月の間、読んだ本、読んでる本が3冊あります。

本日は、まだ、読破してない本で
「グスタフ・マーラー 失われた無限を求めて」
という本を読んでいて、驚いたことについて書きます。
グスタフ・マーラー―失われた無限を求めてグスタフ・マーラー―失われた無限を求めて
(1993/09)
アンリ・ルイ ド・ラ・グランジュ

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マーラーという作曲家は云わずと知れた交響曲作曲家であります。
交響曲は第1から第9までと「大地の歌」という曲(ほとんど交響曲という
内容らしい)の計10曲です。

何に驚いたかと申しますと、本場での評価が低いということです。
もともと、人気が出てきたのは戦後のことで、評価されるのが
遅かったことは知ってましたが...

マーラーは1900年前後に活躍した指揮者でもあります。
ウィーン国立歌劇場の今で言うところの音楽監督を10年ほど
務めていました。
大指揮者でもあったらしいです。
しかし、作曲家としてはウィーンでは評価されませんでした。
ですが、交響曲第3番は1902年から1904年にかけて大成功を
収めました。
ラインラントにあるクレーフェルトでの音楽祭で、マーラー自身の指揮
によって演奏され、熱狂的にうけて、ウィーンでもウィーンフィルの
特別演奏会で観客が会場に入場できないほどの熱狂ぶりだった
ようです。

確かに3番もスケールが大きく2番のようにフィナーレに向かって
勝利というか天上へ昇っていくような素晴らしい曲です。
独唱と女性合唱と少年合唱が入ってます。

で、読んでてびっくりした文章は

「 ブルックナーの音楽とマーラーの音楽との間には常に深い溝が
 存在しつづけるだろう、両者には根本的な相違がある、
 一方は本物であり、他方はそうでないからだ 」

コレはとある人の言葉なのですが、その人物とは
ウィーンフィルのコンサートマスターの一人です。
この本の筆者の記憶では15年ほど前の記憶とのことです。
この本の初版出版年は1996年でしたので、1981年ぐらいの
ときのウィーンフィルのコンサートマスターです。
びっくりです。
しかし、ウィーンフィルは1980年代後半には大幅に楽団員が
若返ってまして、その当時のコンサートマスターは引退されて
おられると思います。

若返る前のウィーンフィルはベルリンフィルすら出せない
ウィーンらしい音色を出しておりNO.1のオケだったと思います。
そのオケのコンサートマスターがのたまった言葉は重い!

まだまだ、書きたいことがありますが、長くなりすぎますので
明日また書きます。

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プロフィール

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Author:kurt
音楽好きで、クラシック音楽の作曲家・曲・CDのレビューを中心に綴ってます。
歴史についても思いついたように書くことがあります。基本、日本古代史です。
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好きな作曲家
ベートーヴェン
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